▼子どもの遊ばせ方について▼

夏休みが始まって、毎日お子さんと一緒に過ごす中で何をして過ごすか迷っている方も多い事と思います。

今日はお家の中で楽しむ遊びや、夏ならでは遊びを紹介しようと思います。

*夏は暑いので、屋外での遊びを敬遠しがちですが、朝の早い時間や夕方日が傾いた頃のお散歩がお薦めです。

室内だけだと体力が余ってしまって…というお子様にもよいですよ。

夏の早朝にカブトムシやクワガタを探したよ!なんていうパパやママもいらっしゃるかもしれませんが、入間市は里山が多いので、カブトムシやクワガタを見つけることが出来ます。

カブトムシもクワガタも、クヌギというドングリがなる木を探すと見つかる事が多いですが、なかなか難しいですよね。

お子様の年齢にもよりますが、羽化する前のセミを捕まえてくるのもお薦めです!

セミは幼虫の間は土の中に居て、成虫になる時に土の中から出てきます。この時期に公園などの木の根元付近に小さな穴がたくさん開いているのをみる事が出来ますが、その穴は全てセミの幼虫が地上に出てきた穴です。

夕方遅くや朝早くにお散歩に行くと、いい確率で羽化する場所を探して土の上を歩いているセミの幼虫に会うことが出来ます。

その幼虫を家に連れ帰って、網戸やレースのカーテンなどのつかみやすい場所にとまらせます。

すると羽化する様子を視る事が出来ますよ。羽化したてのセミは透き通るような色をしていて、とても感動的です。

是非親子で楽しんで頂きたいと思います。

 

*その他、早朝は車の往来も少なく鳥の声がよく聞こえます。鳥の名前なんて分からなくて大丈夫。鳴き声を真似して好きな名前を付けてみる、そんなことで子どもが自然に興味を持てばうれしいですよね。

 

*夜、少し暗くなってからのお散歩も夏ならでは。どこもかしこも電気がついて明るい世の中。暗い場所で過ごす機会が少なくなっています。

小さな懐中電灯を持ってお散歩するだけで特別感があり、ワクワクしますよね。わくわくする体験は子どもの心を動かします。心が動くと脳も刺激され、発達を促します。是非お試しください。

 

*そして夏といえば「水遊び」水遊びの話しをいたしましょう。

多くの子ども達は水遊びが大好きですね。子どもでなくても、夏は水遊びがしたくなりますよね。もちろん個人差がありますが、テーマパークにあるようなプールは、ある程度大きくなってからの方が楽しめます。

まずは、お家のお風呂場やベランダ、庭先でバケツやタライを使ってぴちゃぴちゃする事から始めてみるといいですね。もちろんビニールプールのある方はそれで。

特別な水遊び道具がなくても大丈夫です。ヨーグルトの空カップやビニール袋、ペットボトルや洗剤の空き容器でも充分に楽しめますよ。ビニール袋やペットボトルは小さな穴を開けても楽しいですね。

身近なもので楽しめる工夫を重ねると、創造する事が好きになります。すぐに既存の物をそろえるのではなく、足りない所から作り出す喜び、足りないから工夫する気持ちを育てていきたいものです。

 

お風呂の中に少しの残り湯を残して、遊ぶのもお薦めです。

例えばスーパーボールがいくつかあれば、それを浮かべて小さな網で掬ったり、ペットボトルのキャップも浮かぶので同じ遊びが出来ます。

また、お肉などの入っている発砲トレイやクリアファイルを魚に見立てた形に切って、クリップをはめ、磁石を付けた糸で釣る、釣りの遊びも楽しいですよ。

 

また、氷を使っての遊びもお薦めです。大きめの容器にお水と小さなオモチャを入れて冷凍庫で凍らせます。

それを水遊びの時に水に入れ、溶けてくるとオモチャが出てくる様子を楽しむ!

これは、お風呂があまり好きではない子にも有効で、お湯の中で少しずつ氷が解けてオモチャが出てくる様子を楽しみにお風呂好きになるかもしれませんね。

但し、小さなお子様の場合は口に入れて危ない大きさのオモチャを使用することはおやめください。

子どもの喉は、トイレットペーパーの芯の中に入る大きさの物は通してしまう、と言われています。

お家にトイレットペーパーの芯がある方は、遊んでいるオモチャの大きさをチェックしてみて下さい。芯の中に入る大きさのオモチャは、お子様が物を口に入れる危険性がなくなるまで、手の届かない所に置くといいですね。

 

さあ、これまではお家の中での水遊びについてお話ししましたが、公園等で水遊びが出来る場所についてお話ししますね。

仏子駅の近くにあります、「アミーゴ」をご存知でしょうか?園内を人口の川が流れていて、深い所もないので小さな子ども達が安心して水遊びをするのに最適な場所です。

芝生の手入れも行き届いていて、隣には入間川も流れているので景色も良く、気持ちよく遊べる公園ですよ。

 

続いて隣の飯能市になりますが、阿須の公園は大人気スポットなのでご存知の方も多い事と思います。

先程お話ししたアミーゴよりも距離の長い川があり、起伏もあるので少し年齢の大きくなったお子様にもお薦めです。

遊具も充実しているので、朝や夕方の比較的涼しい時間は遊具で遊び、昼間の暑い時間は水遊びをするのもいいですね。

 

そして私の一番のお気に入りは「日高総合公園」です。

日高にある大きな公園なのですが、人口の川の長さがこれまでお話しした公園の中では一番長く、多くのお子様が居ても比較的のんびりと遊べます。

また、川の周囲には木が茂っているため、木陰で水遊びをすることが出来るのです。

これは子どもの水遊びを見守るお母さんたちにとって大きなポイントになるでしょう。

 

また、入間市には入間川が流れているので川遊びも楽しめます。

人口の川やプールと違い、生き物がいるところが最大の魅力だと思います。網やバケツ、水中を覗ける箱メガネ、引っ張って遊ぶための紐を付けた浮輪等を持って行くといいですね。

但し、どんなに浅瀬に見えて流れが緩やかなようでも、自然の川は人口の川とは違い安全に配慮されて作ってあるわけではありません。

必ずライフジャケットを装着してお楽しみください。

それと、川で遊ぶ時にはビーチサンダルは不向きです。なぜかというと、水の中で脱ぎやすく、流されたものを追いかけて溺れる。。。ということが起きるからです。

かかとの付いたものを履くようにしましょう。

 

そして、どこで水遊びをする時にも忘れてはならないのは、大人は決して目を離さない、ということです。

どんなに水深の浅い所でも、溺れる可能性はあります。

乳幼児が水遊びをしている時には、決して目を離さずにお願いします。また、帽子を被る・水分補給をするなどの熱中症対策もしっかり行うようにお願いいたします。

 

お外で水遊びを楽しんだ後は、室内で少し静かに過ごすのもいいですね。

絵本を読んだり、お絵描きしたり、室内にも楽しい活動はたくさんありますね。

その他、お家ですぐに作れる小麦粉粘土や、広告を切って商品に見立てるお買い物ごっこ、等も楽しいですよ。

小麦粉粘土は、小麦粉に好きな色の絵の具を溶いた水を少しずつ入れて手につかない程度になるまで混ぜた物で遊びます。牛乳パックを洗って広げた物を粘土板代わりに使うといいですね。

赤・青・黄色の3食作ると、混ぜ合わせて色々な色が出来て楽しいですよ。

但し、傷んでしまうのも早いので一回遊ぶたびに作る事をお勧めします。

 

そして、広告のお店屋さんごっこは、年齢に合わせて遊びが変えられる遊びです。

スーパー等の広告をハサミで切り抜いて並べます。これを商品にしてお買い物ごっこをするだけなのですが、子ども達の大好きな遊びです。

お子様の年齢や様子に合わせて、ハサミを使うのも良し、手でちぎるのも良し、広告なので心置きなくチョキℋチョキ出来るのもいいですね。

 

広告遊びと並んでお家の中で楽しみたいのが「新聞紙遊び」

新聞紙は遊び方が無限大です。折るもよし、広げるもよし、グチャグチャに丸めても良し、ハサミで切っても、ビリビリニ破いても楽しめます。

新聞紙などの紙をビリビリ破く時の音は、気持ちを落ち着かせる作用があると言われています。

新聞紙で遊ぶ時に、セロハンテープやガムテープ、段ボール箱を用意しておくと遊びの幅も広がります。最終的にビリビリニなった新聞紙は、段ボールの中にためてお風呂のように遊んでも楽しいですし、ビニール袋の中に入れてボールのようにしてもいいですね。

 

さて、これまでお家の中での遊びをお話ししましたが、クーラーの効いている遊び場へお出かけするのもおすすめです。

児童センターや子育て支援センター、図書館やその他公共機関ですとお金もかけずに楽しめます。

入間市内には全部で6か所の常設の支援センターと、7箇所の出張広場があり、全て無料で利用することが出来ます。

市のホームページで検索することが出来ますので、是非お家の近くの広場に足を運んでみて下さい。

 

 

 

 

 

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